メディア取材・出演歴

トップ『女性セブン』(小学館)「あなたにできなかったことを孫にはしてあげたい」遠慮なき口出しに今日も母娘のバトルが 孫は私が… 悪意なきイクばぁの業 ご取材いただきました

2015年02月20日 『女性セブン』(小学館)「あなたにできなかったことを孫にはしてあげたい」遠慮なき口出しに今日も母娘のバトルが 孫は私が… 悪意なきイクばぁの業 ご取材いただきました

『女性セブン』(小学館)さまのご取材をお受けしました。
発売中の3月5日号(2015年2月20日発売)にご掲載いただいています。

●「あなたにできなかったことを孫にはしてあげたい」遠慮なき口出しに今日も母娘のバトルが
孫は私が… 悪意なきイクばぁの業


団塊世代の祖母と、団塊ジュニア世代にあたる子育て中の母親たち。
生きた時代が違えば、子どもはどのように育てられるべきかという子育て・教育観、女性の生きかた、望ましい女性像といった女性観も違います。
母の生きた時代背景に思いを馳せることは「母を知る」ことに繋がります。母もまたひとりの不完全な人間であったことに気付くでしょう。

「母の呪い」からの解放は、その先にあります。

ご取材でお話したなかで記事に掲載されていないものは数ありますが、ひとつご紹介しましょう。こんなご質問をいただきました。
「祖母世代も子育てをしていたときには、姑などから口出しをされて嫌な思いをしているはずじゃないですか。なのになぜ自分が祖母になって、娘に対しておなじことをしてしまうのでしょうか?」

――私は、こうお答えしました。
“私はあんなに我慢して子育てをしたのに、娘はなぜ自由にしようとするのか”。
つまり姑の小言にも耐えながら私は子育てをした。祖母のなかにそんな「かつての私」がいまだにいて、傷ついているのです。
その傷が癒えていないから、思うままに子育てをしようとする娘を前にすると、祖母のなかにいる「かつての(子育てをしていたころの)私」がどうにもうずきだしてしまう。
ある種、嫉妬めいた思いと言っていいでしょう。

しかしたいていの祖母は、このことに無自覚です。
それはそうでしょう、自分が娘に嫉妬しているなんて。
彼女自身も、自分は娘の幸せを願って、娘のためを思っているのだと信じ切っているはずです。

ここに母娘の複雑さのひとつを垣間見ることができます。


PAGETOP